情報処理1級の勉強の仕方

 情報処理1級はとてもむずかしいとおもいます。覚える用語もとても多いうえに関数一つ一つを理解しそれをかけるようなならなくてはいけません。これだけでも大変なのに次は関数と関数を組み合わせて複雑な関数を理解できるようにならなくてはいけません。ではそんななかどうやって勉強するのがいいのでしょうか。

 まず初めに始めるのは暗記です。なんの知識もないなかいきなり問題を解こうとしてもすぐにつまずくでしょう。ですが多くの用語を一気に覚えるのはとても困難だと思います。ですので初めは覚えるというより一通り二通りと何度が目を通していくのがいいと思います。例えば用語を10個ずつかくじつにおぼえ、次にまた10個というやり方も悪くはないとおもいますが、その場合用語を一通りした時には最初の用語の記憶が薄れているのではないでしょうか。そのため一つ一つを着実に覚えるのではなく何度も何度も繰り返し読むことがたいせつです。そして何度も読んでいるうちに自然と記憶に薄っすら残ってくると思います。注意点ですが、ただ読むのではいけません。読みながらその用語の意味を理解する必要があります。意味を理解せずに読んでいると効果が薄れてしまうので、注意してください。

 そしてある程度記憶に薄っすら染みついたなと感じたら、次は問題にチャレンジしてみてください。解ける問題もあるかもしれませんが、あまり解けないと思います。ですがその問題を解こうとしたときに出そうで出ないという感覚になると思います。それは頭に確かに用語の名前や意味が入ってはいるけど出てこないだけです。しっかりとインプットはできていますが。アウトプットができていないのです。私たちは日頃勉強をしよとするとついインプットばかりしてしまいますが、アウトプットはインプットと同じぐらい大切です。頭の中にあるものを頭の外に出す練習が必要です。そのためにも解けそうで解けない問題や出そうで出ない用語などをすぐに調べたり答えを見たりするのではなく、考えて考えて考えてから調べたり、答えを見たりしてください。そうすることで記憶にも残りやすくなります。そしてもう一つポイントとなるのが一つ一つの記憶を一つの点としたときにその点と点をつなげて覚えることでアウトプットしやすくなります。つまり自分の覚えたい用語を自分の記憶に結び付けたり用語と用語の関連性を見つけ二つの用語を一つのかたまりとして覚えると効果的です。少し言っていることがむずかしいかもしれませんが出来るようになるとほんとべんりです。イメージとしては自分の頭の中を真っ白の画用紙だと思ってください。その画用紙の真ん中に一つの点があります。そして次の記憶をその点のそばに置き関連性を持たせ線で結びます。そうすることでその記憶を単体で思い出せなくても、そばにある記憶の手掛かりを使ってその記憶までたどり着けるということです。もともと自分の中にある記憶と結びつけるのもいいですし、新しい記憶と記憶を結ぶのでも大丈夫です。

 そして用語や関数が覚えられてきたら。今度は関数の組み合わせを理解できるようにならなくてはいけません。まず問題が何を聞いているのかを見極めそれをするにはどうしたらいいかを自分で逆算していくことが大切です。多くの関数が並んでいる場合はその関数一つ一つが何を意味しているかを理解することが大切です。これはひたすら問題を解き理解し、問題を解き理解し、の繰り返しです。いろんなパターンの問題にチャレンジしてどんな問題でも応用できるようになればかんぺきでしょう。